事件から二日後――――。
 晴れた日の午前10時50分。リンドン市街、ピカデリー広場には待ち合わせの為に多くの人々が佇んでいる。


 その中に、一際人目を引く青年が一人。切れ長の目と赤い髪が印象的な長身の美青年。ベージュのブランド物のコートにオリーブ色のセーター、長い脚を包む濃紺のデニムと足元はワークブーツ。老若男女問わず、通り掛る人々はチラチラと(中にはジーッと遠慮なく)彼の姿を眺めていく。誰かと待ち合わせと思しき様子で、伏せがちな目は時々人ごみの中を彷徨うように泳ぐ。


 やがて、相手が来た様子で男は嬉しそうな笑顔を見せた。男の隣で待ち合わせをしていたOL風の女性は、男の笑顔を盗み見てボッと顔を赤らめる。
 人ごみを抜けて、男の目の前へとやってきたのは非常に愛らしい、小柄な少女だった。その姿を見て、男は心底嬉しそうに微笑む。


「やあ、よく似合ってる♦ 相変わらず可愛いね、ゴン♥」
「・・・うるさい」


 ぶーーっとふくれっ面のゴンの本日の出で立ちは全身真っ白なロリータ服。パニエの入ったボリュームのあるスカートの裾には、黒い糸でトランプのスートが大きく刺繍されている。肩に掛けられたケープのフードにはウサギの耳がついていた。黒く長い髪のウィッグはポニーテールにまとめられている。


「ホラホラ、そんな顔しないの♣ 良い子にしていないと、『ソーマの書』は渡してあげないよ?」
「う・・・」
「ハイ、ニッコリ笑って♥」
「うぅ・・・」


 言われて引きつり笑顔を見せるゴン。そのぎこちなさがまた愛らしく、ヒソカは胸の内で愉悦を噛み締める。


「じゃ、行こうか♦」
 言いながら、ゴンに手を差し伸べるヒソカ。ゴンは再び、ものすごく嫌そうな顔を浮かべて、仕方なく、本当に仕方なく、ヒソカの手を掴んだ。







 昨日、即ち事件の翌日にゴンの携帯に掛かってきたヒソカからの電話。
「キミはひょっとして『ソーマの書』が欲しいんじゃないかと思って、電話してみたんだけど♠」
 その言葉に、ゴンは一も二もなく「うん!」と勢いよく頷く。


 結局、ヒソカの手元に残った『ソーマの書』。しかし、ヒソカ自身はそれがどんなにレアなお宝だろうと、大した興味はない。ゴンが欲しがっているならプレゼントしてやろうという親切心ではあるのだが。


「キミが泊まってるのはウィンストンホテルだろ?」
「・・・なんで知ってるんだよ?」
「そりゃあ、僕だって一応、プロハンターのライセンスは持ってるからね♠ 調べようと思えばいくらでも調べられるさ」
 ヒソカの答えに、確かにそうだと納得し、聞いた自分もバカだったなとゴンは渋い表情を浮かべる。


「『ソーマの書』はキミにあげるよ♥ でも、条件がある♣」
「何?」
「明日一日、僕に付き合うこと♠ キミが泊まってるホテルに、キミ宛の荷物を送っておいたから、それを身に着けて午前11時、ピカデリー広場へ来るように♦」
 そう言い置いて電話を切ったヒソカ。


 やがて届いた荷物――――真っ白なワンピースを見て、ゴンはこの街に訪れてから既に何度目かの、げんなりとした気持に陥ったのだった。







 ウインドウを眺め、時に店に入って買い物をしながらリンドンの華やかな街を歩むゴンとヒソカ。ヒソカが一目見て気に入った、リンゴの形をした耳あてを買って、笑顔でゴンに着けてやる。着けられたゴンは、どこか迷惑そうな複雑な表情。


 昼食を取るために入ったレストランで、ヒソカは唐突に事件について語り出した。


「二年前の事件はね、『蜘蛛』としての仕事だったのさ♣」
「え・・・?」
 アペタイザーのピクルスをつつきながら、ゴンはヒソカの言葉に顔を上げる。


「クロロに渡されたリストの子供を連れ出してこい、という指示♠ 子供たちはすべて、父親に虐待されていた。救世主を気取りたかったのか、更なる悪意を生み出したかっただけなのか、クロロが何を思ってそんな仕事をさせたのかは、僕にはわからない♣」
「でも、見つかった死体は・・・?」
「流星街の身寄りのない子供たちの遺体を粉飾したものだ♣ 流星街出身の死体が発見されたことで、マフィアと繋がりのあった警察が一瞬で身を引いたんだろうね」
「・・・今回の、事件については?」
 キルアから一通りの話は聞いている。クロロがイルミに『ジョーカー』を操る依頼をしていたこと。だが、どこからどこまでがクロロの仕業なのか、ゴンは知っておきたかった。


「そもそも、僕がクロロを追っている間に、クロロが仕掛けた罠が『ジョーカー』だった♣ ハンター協会は当初、協専のハンターを僕の元へ派遣しただろう? 取るに足らない相手だったけれど、その隙をついてまんまとクロロに逃げられた♠ だからその仕返しの意味も込めて、クロロ自ら罠を撒いた此処リンドンへ来てもらうために、僕は『ソーマの書』を盗んで、この街にお宝が在ることを示唆した、という訳♦」


 ヒソカが協力を仰いだ娼婦、ジェシカは二年前の事件でヒソカによって虐待の日々から逃れることができた子供の一人だった。彼女にマフィアと『ソーマの書』を繋いでもらった結果、リンドンに『エデン』汚染が広まった。
 不機嫌そうな表情のゴンに、ヒソカは「怒ってる?」と茶化すように問う。「・・・別に」とゴンはムスッとしたまま答えた。
 苦笑を浮かべ、ヒソカは続ける。


「元々、僕を足止めするために演出された『ジョーカー』は、クロロの目的が盗まれた宝を取り戻すことにシフトした時点で役割を変えた・・・キミたちを、おびき寄せる罠に、ね♦」
 連続殺人は、ゴンとキルアがこの街を訪れるまで続いただろうとヒソカは推察する。
 ゴンは、ヒソカの言葉に疑問の声を上げた。
「でも、おかしいよ! オレたちはハンター協会から依頼されたんだ」
 そこにクロロの意図が介入する余地があるのかと、ゴンは疑問に思う。
 しかし、ヒソカは淡々と続ける。


「いくら『ジョーカー』が凶悪な犯罪者だからと言って、簡単にハンターに、しかも犯罪ハンターでもないキミたちに依頼が行くと思うかい?」
「でもっ・・・!」
 ゴンとキルアの元に電子メールで送られてきた膨大な資料。セキュリティーロックは、プロハンターでなければ扱えない類のものではなかったか。
「『蜘蛛』にも、ハンターライセンスを持ったメンバーが居るんだよ♦ しかも、そいつは操作系能力者だ。協会の人間を捜査してキミたちに電話を入れることなんて、造作もないだろう♠」
「・・・・・・」
 言葉を失うゴン。
 この街を訪れる前から、自分たちは既にクロロの手の内に在ったのかと、悔しい思いを噛み締める。


 そんなゴンの様子を見て、しかし、ヒソカは思う。
 クロロがお宝を取り戻す為に、一旦逃げ切ったヒソカと相対するには、保険を、盾を用意しておきたかったのだろうとヒソカは推測する。ゴンという、ヒソカのお気に入りの少年を。


 だが、おそらくクロロにとっても誤算だったのは、彼自身もいつの間にかゴンに惹かれてしまったことだと、ヒソカは思う。
 複雑な、忌々しい感情と共に。


「キミが時計台から落ちた時・・・クロロは、キミを助けようとしたよ♦」
 その言葉に、ゴンは驚いたように顔を上げる。暫く、ゴンは複雑そうな表情を浮かべてから、思い出したように「あ! そういえば痛かったよ!」とヒソカの突然の攻撃を非難する。
「ククク、ゴメンよ♦ でも、うまくキルアに助けてもらえただろ?」
「そりゃ、そーだけどさ・・・」
 キルアを時計台へと導いたのもヒソカだということを知らぬゴンは、不満いっぱいの顔を見せる。
 そこへ、メインディッシュが運ばれてきてお喋りは中断される。
 まるでカップルにしか見えぬ二人は、傍から見ればとても仲良さそうに昼食の時間を過ごしたのだった。







 午後も手を繋いで街を歩き、買い物や間食など楽しむ二人。
 日が傾きかけた頃にヒソカが提案する。
「アレに、乗ろうか?」
 指差したのは、ビッグ・ベンと並ぶ街のシンボル、リンドン・アイ。大きな観覧車である。
 この街を訪れた時から乗ってみたいとワクワクしていたゴンは、ヒソカの提案に逆らう理由などあるはずなく、「うん!」と嬉しそうに笑う。


 観光スポットでもあるこの観覧車は、事前に予約をしなければ乗れない代物らしい。が、その辺りは抜かりなく、ヒソカは手配済み。
 ガシャン、と係員がゴンドラの扉を開くと、ゴンは飛び乗るように庫内へ駆け込んだ。微笑ましそうにその様子を眺めながら、長身を屈めてヒソカも後に続く。


 ゆっくり、ゆっくり、空へと上る観覧車。


 ゴンは左右を、後ろをキョロキョロと眺めながら嬉しそうにはしゃいでいる。
「・・・そんなに楽しいかい? 高さだけなら、この間の時計台の方がよっぽど高いじゃないか♣」
 ゴンのはしゃぎぶりに水を差すようなヒソカの無粋な言葉にも、ゴンは気分を害することなく「いーの! 高いのが良いんじゃなくて、ゆっくり上っていくのが良いんだから!」と笑顔で答える。


 その眩しい笑顔を見て、ヒソカは企み顔でニヤリと笑む。
 子供が電車の外の風景を見ているような格好で、膝をついて窓の外を眺めているゴンに、ヒソカはそっと近づく。
 覆い被さるような影に、ゴンは顔を上げて咎めの声を発する。


「ヒソカ、立ったらバランスが・・・」
 悪くなるよ、と続けようとした言葉はヒソカの唇に奪われる。優しく、柔らかくついばむようなキスに、ゴンはただただ驚いて、目を見開いたまま硬直してしまう。
 唇を離したヒソカは、ゴンの様子を見て苦笑を浮かべる。


「ダメだよ、ゴン♣ ホラ、目を閉じて・・・♦」
 囁いて、もう一度ゴンにくちづけようとするヒソカに対し、ゴンはううっと顎を引き、両腕でヒソカの身体を突っぱねながら「いーやーだー!」と叫ぶ。
 するとヒソカは、憮然として挑発するように言い放つ。


「どうして? クロロは良いのに、僕はダメなの?」
 その言葉に、ゴンはうっと詰まる。
「違うよっ・・・! クロロだってダメだよ!」
「ゴン、クロロと僕、どっちが好きなの?」
「・・・!? どっちも好きじゃない!!」
「・・・じゃあ、ゴンは誰が好きなのかな?」
「え、え・・・!? キ、キルアとミトさん!」


 咄嗟に、親友と育ての母の名を挙げてしまうゴン。
 その、あまりに子供らしい回答に、ヒソカは思わず吹き出してしまう。


(まぁ・・・今回は、クロロと闘うことは叶わなかったけど、ゴンを盗られなかっただけでも良しとするかな♣)
 顔を真っ赤にして困っている様子のゴンを楽しそうに眺めながら、ヒソカは思う。


 しかし、時計台の上、落ちゆくゴンを助けようとしたクロロの姿を思い出し、ヒソカは苦い思いを噛み締める。
 それは、嫉妬という名の感情。


 だが、クロロが今後もゴンに対する興味を持ち続けるなら、いくらでも対決のチャンスはあるとヒソカは思い直す。
(それはそれで、きっと楽しい闘いになるだろうし♥)
 いずれ訪れるだろう瞬間を思い描き、ヒソカは胸を躍らせる。


 観覧車は、既に頂上付近まで来ていた。
 街を小さく見下ろす景色。街の間を縫うように流れる運河は海へと繋がり、遠く青白い水平線まで見渡せる。空と海の境界を、傾いた陽が燃えるような橙に染め上げていた。


 光と、闇が、交わる景色。黄昏時の空の色に、ゴンは目を奪われる。


(世界は・・・綺麗だな)
 そう実感すると同時に、ゴンはクロロの言葉を思い出す。




『お前はいつか、世界を憎むようになる』




 こんなにも美しい世界を、どうして憎めるようになるのだろうか。ゴンは、クロロの言葉の意図が全く理解できない。
 なのに何故、その言葉が、あの時のクロロの眼差しが、頭の片隅に残って消えてくれないのだろうと、ゴンは微かな戸惑いを覚える。


「・・・何を、考えているの?」
 ふと、ゴンの様子をジッと見つめていたヒソカが尋ねる。ゴンは、物思いに耽っていたため、ヒソカに声を掛けられてハッとする。


「別に・・・」
「クロロのこと?」
「別に、違っ・・・」
「酷いなぁ、ゴンは♣ 僕と二人きりの時に、別の男のことを考えるなんて♠」
「そ、そんなんじゃないよっ!」


 慌てて否定するも、ヒソカはジッとゴンを見つめている。いつになく、真剣な眼差しで。
 その眼を見て、ゴンは逡巡しつつも、思わず胸の内を吐露していた。


「・・・クロロが、言ったんだ・・・オレはいつか、世界を憎むようになるだろう、って・・・」
「クロロが?」
「うん・・・」


 力なく項垂れるゴン。絶対に、そんな事はないと全力で否定したいのに、正体の見えない不安がゴンの言葉を奪っていく。


 予言のような呪いの言葉が、ゴンの脳裏にこびりついて離れない。


「安心していいよ、ゴン♦」
 俯くゴンに、ヒソカは静かに告げる。


「そんな時が来たら、僕がキミを殺してあげるから」


「・・・!?」
 茶化しているのか、脅しているのか、よくわからぬヒソカの言葉だが、眼だけは真剣なままだった。


「キミが、世界のすべてを憎むような時が訪れたら・・・その憎しみを、全部僕に向けておくれよ♦ そして、全部を忘れて、総てを懸けて、闘おう」


 真摯な約束するような、誓うように告げられた言葉。
 その言葉に、ゴンは不思議と安堵する。
 だが、それを悟られないようにゴンはわざとらしく苦笑を浮かべて言い放つ。


「そんな風に、ならないよ。オレは、世界を憎んだり、しない」


 ゴンの強がりは、きっとヒソカは見抜いていたのだろうけれど。
 ヒソカは「そうかい?」といつも通りのおどけた調子に戻って、薄笑みを浮かべていた。













 ゴンドラが地表に近づいてきたところで、地上を見下ろしたゴンは「あっ!」と声を上げる。
 観覧車のふもとに、キルアが佇んでいた。
 親友の姿を見つけたゴンは、声など届くはずもないのに、窓の外に向けて大きく手を振りながら「おーーーい、キルアーーーー!」と叫び出す。
 そんなゴンの様子を微笑ましく見守りながらも、ヒソカは仕方ないという風に呟いた。


「・・・どうやら、我慢の限界みたいだね♠」
「え?」
 ヒソカの言葉に、ゴンは不思議そうに振り返る。
「キミは気付いていなかったのかい♣ 彼、今日一日、ずっと僕らのことを尾けていたよ?」
「えっ!!」
「ま、見事な『絶』だったから、キミが気付かないのも無理はないけどねぇ♦」
 そう言うヒソカに対し、そんな見事な『絶』をも看破するヒソカが何者なのか、とゴンは呆れてしまう。


 ゆっくり、ゆっくり、地上へ降りゆく観覧車。


 係員がドアを開けたところで、ゴンは一目散にキルアの元へと駆け出していく。
「キルアっ!」
 ふわふわの、真っ白いゴンが駆け寄ってくる姿に、キルアはどぎまぎしつつもゴンに笑みを向け、次いでヒソカをギッと睨みつける。
 キルアに睨まれたヒソカは、肩をすくめて溜息を吐く。


「ゴン! 忘れ物だよ♥」
 ヒソカはゴンにそう叫ぶと、『ソーマの書』を投げて寄越す。アッと思い出したように振り返り、ゴンはパシッと古文書を受け取った。そして、それが本物かどうか、すかさず確認する。
「大丈夫だよ、ちゃんと本物だから♦」
 笑顔で言い放つヒソカの言葉など信用できたものではないが、『凝』で見たとしてもオーラは感じられず、確かに本物のようだとゴンは安心する。


「楽しかったよ、ゴン♦ また、デートしようね♥」
 手を振りながら、笑顔で言うヒソカに、「二度とさせるか、バカ!!」と返したのは、ピリピリ怒るキルアだった。












 すっかり陽も沈んだ帰り道。
 ぽてぽてと、スカートを揺らしながら隣を歩くゴンの姿に、キルアは戸惑いを感じる。


(や、やっぱり・・・可愛い・・・)
 そう思ってしまった自らの思考に、キルアはハッとしてブンブンと頭を横に振る。突然のキルアの奇行に、ゴンは心配そうに見遣ってから「キルア、だいじょうぶ?」と声を掛ける。「お、おう・・・」とキルアはたじろぎながら答えた。


「ねえ、キルア・・・」
 まっすぐ、前を向いたまま呼び掛けるゴンの声に、キルアは「ん?」と返事をしてゴンの横顔を見つめる。
 ゴンは、首を巡らせ、キルアの眼を見つめて告げた。


「オレ、キルアと居ると楽しいよ」
 突然の、脈絡のないゴンの言葉に、キルアは慌てたじろぐ。
「なっ・・・いきなり、何言ってんだよ!?」
 恥ずかしがるキルアに対し、ゴンは静かな笑みを浮かべ、真摯な表情でキルアを見つめ続けている。


「オレ、キルアと一緒だと・・・この世界には、楽しいことしかないんじゃないのかな、って思えてくるんだ」


 静かな、確信を伴ったような言葉に、キルアは複雑なものを感じる。


 そんな思いは幻想だ、という事はキルアも、おそらくゴン自身も十分承知している。
 世界は、楽しいことばかりなんかじゃない。
 苦しいことも、辛いことも、残酷なことも、不条理なことも、汚いことも、憎しみも、哀しみも、たくさんたくさん孕んでいて、いつでも自分たちを呑み込んで翻弄しようと渦巻いている。


 それでも。


「あぁ・・・そうだな」


 キルアもまた、ゴンの透明な眼を見つめ返して微笑んだ。




 世界が、どんなに汚れていても。
 どんなに残酷なものだとしても。




(お前と一緒に居られる場所は、きっと、世界のどんな場所より綺麗なんだ)




 深く、深く確信して、キルアは笑みを浮かべて大きく頷く。


 淡い青の夜空に浮かぶぼんやりとした三日月が、微笑むように二人の笑顔を見下ろしていた。